調子が悪い?・・・と感じたら
 

いつから、どんな風におかしいのか、普段とどう違うのか、詳しく教えてください!

『年だからね。。』『夏だし暑いもんね。』と判断して大丈夫ですか?気になったことは記憶にとどめ、注意深く観察しておくと良いですよ!というのも・・・本格的におかしいと感じて受診されたときには、かなり進行していて手が付けられないケースは結構あります。しかし、話をしていると大半の飼主さんは気づいています!でも残念なことは、それが年齢のせいであったり、暑さのせいにして納得していることです。『あれ?』と思ったら、ご自身の感覚を大切にして、よく見てください!本当に大丈夫ですか?



携帯ムービーやビデオを上手く活用
  よくあるケースで、『呼吸が苦しそう・・・。』『ぶぅぶぅ鼻を鳴らす・・・。』『ビッコだった。』などの相談があります。しかし、診察時に、その症状が見られないことも多々あります。
発作のような症状で、時に起こるが常には起こらないという場合は、携帯ムービーもしくはビデオで記録したものを見せていただくと診断の一助になります。是非ご活用を!


下痢(軟便)や吐いた時は・・・
  おかしい便や吐いた物をお持ちください。
便:診察時に便を取り検査しますが、極端に嫌がる子もいますので、なるべく嫌がることは避けたいと考えています。
吐物:吐いたものの色や内容物を確認いたします。


血尿と感じたら・・・
  やはり尿をお持ちください。
検査する尿は、出来る限りフレッシュな方が良いです。取ってもすぐに来院できない場合は、排尿させずにお越しください。病院周辺で尿を取っていただくか、採尿いたします。
診察時には、検査結果や年齢を加味してエコー検査も実施いたします。


痒い・皮膚が赤いと感じたら・・・
  普段の状態のままで来院してください。
『ずっと洗ってなかったから』や『汚れていたから』などの理由でシャンプーをしてから来院される方もいらっしゃいますが、皮膚の診察にはそのままで診せていただいた方がより正確な情報が得られます。ですから気になるかもしれませんが、洗わずに・・・お願いします。


目がおかしいと感じたら・・・
  目は感覚器の中でも皆さんが一番気になる部分ではないでしょうか?
症状としては・・・
1. 目が赤い
2. 目ヤニが多い
3. しょぼしょぼする(突然?ちょっと前から?)
などが多いです。いずれにしても、家にある目薬は使わずに来院してください。意外と涙の量が足りない(ドライアイ)場合があり、その検査のためには目薬は結果を狂わせます。
絶対に自己判断で目薬は使用しないでください。


耳がおかしいと感じたら・・・
  意外と気づかないことが多いです。
症状は
1. 頭をよく振る
2. 耳(の後ろ、付け根)を掻く
3. 耳や頭が傾く
4. 耳が臭い
などで気づくことが多いです。早めの診察を!



避妊していないワンチャン♀、去勢していない♂・・・
 

♀:生理を把握しておくことは重要です。
1. 生理の開始日、終了日を記録しておくと良いです。
2. 加齢とともに、生理後に問題が生じるケースが増えます。
3. 乳腺(おっぱい)にシコリはないですか?4才で悪性の腫瘍が出来た子がいます。
4. 生理は終わったはずなのに、また生理?⇒要注意です。

♂:年を重ねるとこんなことがあるかも・・・
1. オシッコの出が悪くないですか?
2. ウンチの時、ウンチがなかなか出なくて、排便姿勢を長くとっていたり、何度も排便したそうにしてないですか?
3. 肛門に何か出来てないですか?

 

 

 

 

 


 
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